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3.総合的な学習の時間(にっこりタイム)の意義と位置づけ

(1)にっこりタイムの目標

「にっこりタイム」には“ふるさと学習”、“職場体験学習”、“福祉体験学習”、“修学旅行自主研究”の4つのコースがあり、それぞれの学習のねらいを定めている。

<にっこりタイムA(ふるさと学習)のねらい>

(1)自らの興味・関心に基づき、ゆとりをもって課題解決や探究活動に主体的・創造的に取り組む態度を育成する。
(2)課題解決にあたり、情報の集め方、調べ方、まとめ方、報告や発表・討議の仕方などの学び方や、ものの考え方を身に付けさせる。

<にっこりタイムB(職場体験学習)のねらい>

(1)体験活動を通して、望ましい職業観・労働観を身に付けさせる。
(2)体験活動を通して、生徒が新しい自分に出会い、進路について主体的に考える姿勢を身に付けさせる。

<にっこりタイムC(福祉体験学習)のねらい>

(1)障害を持つ人の気持ちを理解することによって、社会的弱者をいたわり、共により良く生きていこうとする心と姿勢を育む。
(2)高齢者との触れ合いを通して、温かい人間愛の精神を深め、思いやりや感謝の気持ちなどの豊かな心を育む。

<にっこりタイムD(修学旅行自主研修)のねらい>

(1)集団の一員としての役割を自覚し、協力することの大切さを学ぶと共に、集団生活のルールを体得し、的確な判断力と行動を養う。
(2)集団での活動を通して、生徒相互・生徒と教師との共感的人間関係を育む。

(2)にっこりタイムの指導方針

(1)実態調査を行い、生徒にとって身近で、魅力的な地域素材を課題として取り上げるように配慮する。
(2)課題は生徒に設定させ、それをもとにグループを編成する。課題設定に際して教師は、ともに考える姿勢で支援にあたる。(学びのパートナーとなる)
(3)地域との連携を図り、地域の教育力を生かした体験的な活動(体験活動、調査活動、実験、観察など)を多く取り入れる。
(4)学校支援委員会(支委)の方々やゲストティーチャー(GT)との連携を図り、体験活動へ助言・支援してもらう。
(5)学びの実感を得られるような地域素材(もの・ひと・情報)の洗い出しを行い指導に役立てる。
(6)生徒自身が課題を決め、その解決を目指した活動を継続して行えるよう支援する。
(7)課題の解決にあたっては、教科で身に付けた知識や技能を生かしながら取り組めるように適切な指導・助言を行う。
(8)活動に異年齢集団の構成をとり入れることで、思いやりや支え合う人間関係を育む。
(9)評価は、一人ひとりの成果が見てわかるように、クリアケース及びファイルにそれぞれが蓄積して行う。(ポートフォリオ)

(3)にっこりタイムの時間数および学習形態

学年総時間:1年 80時間、2年 85時間、3年 95時間

基本時間数:

にっこりタイムA:ふるさと学習39時間 異年齢(全学年)
(草取り・脱穀・袋詰め)17時間 3年
にっこりタイムB:職場体験学習36時間 異年齢(1,2年)
にっこりタイムC:福祉体験学習(講演会)3時間 全学年
  (高齢者宅訪問)10時間 3年
にっこりタイムD:修学旅行自主研究2時間 1年
  7時間 2年
  26時間 3年

(4)にっこりタイムの内容

(1)異年齢集団の活動にあたって、人間関係を醸成する集団体験的活動を行う。
(2)課題解決の中で、学び方(情報の集め方、調べ方、まとめ方、報告や発表・討議の仕方など)やものの考え方を身に付けさせる。
(3)生徒及び保護者に実態調査を行い、生徒にとって身近で、魅力的な地域素材を課題として取り上げる。
(4)課題は生徒が設定し、それに基づいてグループ編成を行う。
(5)編成されたグループで、課題の練り上げをおこない、よりよい課題を設定する。
(6)課題解決活動として、地域との連携を図り、地域の教育力を生かした体験的な活動(体験活動、調査活動、実験、観察など)を中心として行う。
(7)生徒自身が決めた課題の解決を目指し、活動を継続して行う。
(8)課題解決に当たっては、教科で身に付けた知識や技能を生かしながら学習を進める。
(9)異年齢集団のグループ構成を通して、支え合い助け合いながら学習に取り組む。
(10)各コースごとに、成果を発表する場を設定する。

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