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農薬に頼らない作物の栽培

 農薬に頼らない栽培は、作物の性質をよく知り丈夫に育てて病害虫に備えることが大切です。寒さ暑さから作物を守り、土壌の養分の過不足を無くし、適度な水分状態を保つことも大切です。多湿条件で病気が発生することが多いので、ビニールハウスなど施設内の栽培も農薬の散布を減らすことができます。病気が出る季節・気象が予測できる場合は、たねまきの時期を早めて病気が出やすい時期までに収穫できる作型を考えることも良いでしょう。

 畑の土壌に関しては、堆肥を入れた物理性の改善と有機質肥料を投入したミネラルと微生物のバランスにも配慮した土作りが必要です。

 そして病害虫の害に対しては予防が大切です。よく観察して少しの変化も見逃さないことが、病害虫の早期発見につながり被害を最小限に食い止めます。

 動植物を含めた田畑の生物相を豊にすることで、総合的に病気を防ぎ丈夫な作物作りをする環境保全型の農法も増えてきました。

コンパニオンプランツ
 異なる種類の野菜を一緒に植えることで、病害虫に侵されにくくなり生育が良くなることがあります。ネギの仲間(ネギ、ニラ、ニンニクなど)を作物の根もとに一緒に植えると、根から分泌される成分によって土壌病原菌を減らします。ハーブ(バジル、ローズマリー、セージなど)は、その香りの効果で害虫を寄せ付けにくい効果があります。マリーゴールドを植えるとセンチュウの被害を減らせます。

熱水消毒
 畑の土壌に直接熱水を注入し土壌病原菌やセンチュウ、また雑草防除もできます。

生物的防除
 害虫に対する天敵を利用する方法です。

食品の利用
 米酢を薄めたものを散布します。病気予防と害虫の忌避効果があります。牛乳をアブラムシにかけると窒息死させることができます。

防虫ネット
 寒冷紗や不織布を作物に被覆することで物理的に害虫の進入を防ぎます。

反射光を利用
 アブラムシなどは強い反射光に忌避する習性があります

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