農業体験学習ネット
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発刊にあたって

 このテキストは、農林水産省の助成を受け農業体験学習指導者向けのマニュアル「中学生編」として作成したものです。当会が平成20年12月に小中学校に対して行った農業体験学習のアンケート調査から体験学習の実施率をみると、小学校が80%、中学校が33%となっており、小学校に比べて実施率の低い中学校への導入が課題となっています。

 今回のテキストは、「中学生編」としての編集に努め、特に中学校の新学習指導要領において「技術・家庭科」で、「生物育成に関する技術」が必修化されたことから、当会では、先のアンケート調査とともに、「生物育成に関する技術」に関連する中学校の準備状況等を調査したところ、平成20年12月時点ではまだ、「検討・準備を行っていない」中学校が過半を超えている中で、「生物育成に関する技術」の必修化により取組む内容については90%の中学校が作物、野菜等の「植物栽培」を選択しており、そのため「生物育成の技術に関する指導マニュアル」が必要との意見が多くだされています。このため、中学校で作物を栽培する上で必要な「作物の生育環境と栽培技術」について、自らの農園を解放し、都市と農村間の交流と食農教育に永年力を注いでいる北海道の「由仁ふれあい農業小学校」でおなじみの「ふれあい体験農園みたむら」の三田村雅人氏に、自らの体験に基づいての執筆をお願いし、「作物の栽培技術の指導マニュアル」として掲載いたしました。

 また、農業体験学習の作目選択で人気のある「稲作」について、従前のマニュアルを中学生向けにグレードアップして掲載したので、既刊の「入門編」、「安全編」「発展編」、「応用編」、「連携編」、「上級編1」(稲作)、「中学生・職場体験編」と併せてご活用いただければ幸いです。

平成21年3月 社団法人 全国農村青少年教育振興会 会長 鈴木信毅

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