第3章 >> 3. サツマイモの栽培

(6)サツマイモ掘り

 10月中旬ごろ、晴天つづきの良く晴れた日をえらび、サツマイモ掘りを実習します。夏の間も雑草をとるなど、手をかけて育ててきたサツマイモの収穫のときが来ました。働くよろこびを知り、自分で植えた苗がどんなおイモに育ったか、大きな期待をもって作業にあたることで、子どもたちは益々土に親しみを持つようになります。

1) 事前指導
 イモ掘り作業のやり方を理解させ、全体の流れをよくわかってから、子どもたちが主体的に活動できるようにさせてください。日光や水、土の力によってサツマイモが大きく育ったことを知らせ、自然の力の尊さを知ると同時に、農業の大切さを学ばせます。
2) 下準備
 サツマイモのつるを刈り取る作業があります。花ばさみや鎌などを使って、つるを刈り、つるの片付けは子どもたちにさせます。つるの置き場を指定し、子どもたちに運ばせます。
 刈り取ったつるは、近隣に牛のいる農家がある場合は、農家に届け、飼料にしてもらいます。残りは堆肥として活用します。
3) 服装とマルチの処理
 服装は体育着上下、体育帽、長ぐつまたは古い運動ぐつ。用意する物は軍手に移植ごて。
 雑草が増えないよう、畝の上をマルチビニールで覆っていた場合、それをとり除かねばなりません。ビニールに土がまじらないように気をつけながら、ビニールの両端を土から出します。
 子どもたちの名札をとりはずして、ビニールをとりのけたら、再び名札を元の場所の土にさします。とりのけたビニールはまとめて袋に入れます。
4) 鍬入れ
 子どもたちがイモ掘りをしやすいように、茎のまわりに鍬を入れます。おイモを傷つけないよう、そっと起こしていきます。鍬を使うときは、そばに子どもたちが近寄らないようにします。
5) イモ掘り
 自分の名札の位置についたら、あらかじめ用意してきた記名入りの袋に、なるべく手を使い、イモ掘りをして中に入れます。手で掘りにくい深い所だけ移植ごてを使います。
6) グループ分け
 掘り出して袋に入れたサツマイモは、いったん道などの邪魔にならない所に並べておきます。(班ごと、背の順、名簿順など、子どもたちの慣れたやり方でグループ分けをします。)


第3章 体験プログラムの展開

1. イネの栽培(田植え)

2. イネの栽培(刈り入れまで)

3. サツマイモの栽培
(1) ねらい
(2) 事前準備
(3) 事前指導
(4) すすめ方
(5) 定植後の仕事
(6)サツマイモ掘り
(7) 畑の掃除、片づけ
(8) 干して乾燥
(9) 展開

4. ミニトマトの栽培

5. 花づくり(ゼラニウム)「ひとり一鉢運動」

6. バターづくり

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