第3章 >> 2. イネの栽培(刈り入れまで)

(3)事前指導

1) 鎌の使い方
稲刈りは、昔ながらの鎌を使って行いますので、日本古来の稲作農業についての関心を深めることもできます。また、初めて使う鎌の扱い方など、重要な注意点がたくさんありますから、よくよく念を入れてご指導ください。
2) 服装
その日の気温、天候によりますが、安全のために長袖体育着、長ズボン、体育帽とはきなれた運動ぐつ、首に汗拭きの手ぬぐいを巻くなど、適宜、ご指示ください。他に水筒に水かお茶。
3) 作業のすすめ方
どもたちを3つのグループに分けます。
(1)稲を刈るグループ
(2)稲を束ねるグループ
(3)稲をかけるグループ
3つのグループはそれぞれローテーションをし、どの作業も体験できるようにします。
4) ほだ支柱立て
 刈った稲を干すために学校のフェンスなど、稲をかける所があれがいいのですが、無いときには、「ほだ立て」の作業を前日までに済ませておきます。(所により「はざかけ」とも言います。)
 田んぼのまん中を4〜5mの幅に稲刈りをして、先に稲束を作っておきます。そこへ丸太や竹を運び、支柱を立て麻ひもや針金を使ってしばります。
留意点
 先に刈って作っておいた稲束を、稲の束ね方の見本として、子どもたちに見せ、稲の刈り方、稲束のしばり方、ほだ立てへのかけ方など、具体的に説明してください。
 仕事の手順、分担の仕方、ローテーションをすることなど、よく説明し、観察をしておきます。稲束のしばり方がゆるいと、穂がずるずると抜けてしまうので、きつくしばることを徹底してください。
 鎌の扱いでは、自分の手を切りつけないよう、怪我をしないように十分注意すると同時に、となりにいる子どもに不用意に鎌を動かして当たったりしないよう、特に厳重に注意してください。
 作業のローテーションをするとき、鎌の受け渡しは直接させないでください。指示に従い、静かに足元に置き、位置交代でメンバーが入れ替わるなど、安全第一の指導をしてください。
 「ほだ立て」の作業は、子どもたちが5年生、6年生の2学年であった場合、6年生の子どもに「ほだ」の支柱を土中にしっかりさしこんで立てる作業や、丸太や竹を麻をひもや針金でしばる作業のとき、ちゃんと抑えておく係りなど、6年生にできる仕事をさせてください。


第3章 体験プログラムの展開

1. イネの栽培(田植え)

2. イネの栽培(刈り入れまで)
(1) ねらい
(2) 事前準備
(3) 事前指導
(4) 稲刈りのすすめ方
(5) 脱穀後、稲わらの利用、また精米後の米ぬかの利用

3. サツマイモの栽培

4. ミニトマトの栽培

5. 花づくり(ゼラニウム)「ひとり一鉢運動」

6. バターづくり

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