第3章 >> 1. イネの栽培(田植え)

(4)すすめ方

1) 用意する物。
 
 苗入れ用の牛乳ケースの空き箱など。(20ケースくらい必要です。)
 苗洗いのバケツ。植え幅を決めるには、不要の割り箸などで15cm幅にしるしをつけ、作っておきます。
 田植えをするときの案内線になる縮尺。列の幅は30cm、苗と苗の間は15cm。(縄に15cm間隔に印をつけて、縄尺をつくる。縄尺をピンと張るために両端に棒をつけ、田につき刺して、安定させるといいでしょう。)
 そして、教えていただいた通り、すなおに実行することです。
 
2) 田植え作業
 
苗とり、苗を分ける、苗運び、田植え、これらの作業は繰り返し田植えが終わるまで続ける。
作業の進め方、役割分担(役割分担のローテーションをし、代わりあって全体を経験するよう、流れを工夫します。)
苗とりの仕方、田植えの仕方などをていねいに教えてください。
田植えは縄尺をはりかえて合図があるまで頭や手を出したり、勝手に植えたりしないよう注意します。
 縄尺の向こう側に植えます。人指し指、中指に親指をそえて植えます。植え終わったら、合図に合わせて一歩さがります。列の全員がそろって動くように指示します。
動いたあと、自分の足あとの穴に土を入れて平らにならします。
自分の割り当てた分を植え終わったら、次の人と交代させます。
3) 意点
苗取り、苗運び(5・6年生)
1クラス先に出発し、苗植えがすぐに出来るように苗をとっておく。
5年生は、4年生が植える分も取っておく。
抜いた苗は、地面に置かず、必ず“苗入れ”に入れ、“苗入れ”が無い時は抜かない。
あぜ道を崩さぬ様に。
4年生の分や、取りすぎた分については、根が乾かない様に、覆いをしたり、水を入れたりする。
  田植え(4・5・6年生)
 
1ヶ所につき苗2本植えるので、第1回目では3ヶ所。それを2回or3回植えるので2本×3ヶ所×2〜3回=12〜18本を“苗入れ”から取ることになる。
植え方は、苗2本(株)を束にして、鉛筆を持つ様にして根元を持ち、後で浮き上がって来ないようにしっかりと植える。なおその際、葉先が水面の下にもぐってしまっても、問題は無いそうです。
束が太くなり過ぎないように。
印のついたローブを張り、教師の合図で一斉に苗を植え、植え終わったら1歩下がり、苗植えるのと同じ幅だけロープを移動する。これを繰り返す。
“苗入れ”から苗を抜きとるときに、束を崩さないように気を付ける。
落とした苗は拾うようにする。
 
※役割分担の例
苗入れ係
 苗とり後、苗代から1本ずつ根を切らないように注意して抜き、バケツの水で根を洗って土を落とし、根と葉の向きを揃えて苗入れに入れます。
苗運び係(A)
 苗代のところから田の入り口まで苗入れに入った苗を運びます。
 帰りは、空になった苗入れを苗とり係りのいる苗代まで持ち帰ります。
苗運び係(B)
 田の中にいて、田の入り口から田植えをしているグループの所まで苗入れを運びます。空になった苗入れを田の入り口まで運び出します。
 そして、苗運び係り(A)に渡します。
田植え係
 苗を逆手にひとにぎり持ち、植えるとき、苗を効き手に3本持ち替え植えます。合図に合わせて縄尺の向こう側に植えること、合図に合わせて1歩さがること、自分の足あとの穴は、土を入れて平らにならすことなど、注意します。
縄尺を田に張る係
 これは手助けの大人が受け待ちます。苗を植える子どもたちに、大きな声で合図を出します。
全体統括
全体の流れを見て、それぞれの係の動き方を指示する役目の大人の方が必要です。人手が十分であれば、苗とりの位置につき添って、苗のとり方の注意、苗の持ち方、苗の根の土の洗い方、苗入れへの並べ方など、細かく指示してください。
 子どもたちは、次々と役割をローテーションして、新しい子どもが来るわけですから、ひとつ、ひとつ根気よく、繰り返し教えてあげてください。
 子どもたちは、ひとりひとり違いますので、実物を使って、やって見せてあげるのが一番ですので、手とり足とり教えてあげるつもりでいてくださるようお願いします。


第3章 体験プログラムの展開

1. イネの栽培(田植え)
(1) ねらい
(2) 事前準備
(3) 事前指導
(4) すすめ方
(5) 田植え後のあと始末

2. イネの栽培(刈り入れまで)

3. サツマイモの栽培

4. ミニトマトの栽培

5. 花づくり(ゼラニウム)「ひとり一鉢運動」

6. バターづくり

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