第2章 >> 2. わが村の学びのメニューとテキストをつくる(受入側)

(2)空間要素の知識をまとめて整理する

村の空間を構成するひとつひとつについて、知っていることをまとめましょう。
1)空間要素のまとめ方(山の例)
・山の名前は? △△山
・名前の由来は?
・どんな伝説があるか?
・山の高さは? ○○m
・どんな木があるか? ナラ、クヌギ、ミズキ、コブシ
・どんなものがとれるか? 山菜、きのこ
・どんな利用をしているか? (炭、薪、きのこ栽培)
・どんな遊びをしたか? そり、スキー
・神社はあるか
・祭りの日はいつか
・どんな祭りか
 などなど、山に関する情報を集めて整理しておきましょう。もちろん最初から完璧を期す必要はありません。一応のリストができたら同じ地域の他の人にも参加してもらい、その人が知っていることを加えれば、徐々に内容が充実していくはずです。
 このようにして、川や沼、田や畑に関することをあらかじめ整理しておけば、子供たちに伝える立派なテキストになるでしょう。

  2)農村生活の三要素
 農村空間はもうひとつの大切な学びのテーマをもっています。それは農村農家の「生活」そのものです。別の言い方をするならば、農村生活とは図のような「自然」「生産」「生活」の三要素が人の力や関わりによって有機的につながっているところである、といえるでしょう。
 いうまでもなく村はいくつかの家の集まりから成り立っています。家は最も大切な生活空間です。そこにはたくさんの道具や知恵がぎっしりと詰まっています。そのひとつひとつが子供たちにとって大きな学びと体験になります。当たり前すぎて気にもとめない一軒の農家を注意深く見つめれば、そこには無数の学びのテキストがあることに気付くはずです。


第2章 体験学習の準備と計画

1. 体験メニューを作る(受入側)

2. わが村の学びのメニューとテキストをつくる(受入側)
(1) 村を構成する空間要素を把握する
(2) 空間要素の知識をまとめて整理する
(3) 屋敷配置図を作る
(4) 村のマップをつくる
(5) 村の名人マップをつくる
(6) 村のカレンダーをつくる
(7) カリキュラムを試作してみる

3. 全体計画を立てる

4. 体験プログラムをつくる

5. 生活資材や農作業用具の調達

6. 土づくりと作物の選定

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