第2章 >> 1. 体験メニューを作る(受入側)

(1)農作業のすべてが体験学習のテーマになる

 子供たちに体験学習と聞いて、ああ、田植えと稲刈りと餅つき体験をすればいいのだろう、と簡単に考えていませんか。確かに現代の子供たちの多くは田んぼとは無縁のところで暮らしています。その限りでは田んぼの体験はきわめて有効な学習ですが、いま学校では年に5〜8回の農業体験学習を実施しています。「ボクはもう何回も田植えや稲刈りをやったよ」と胸を張る子供たちが増えています。そしてその体験から自然や農業への理解が少しづつ芽生えています。しかし子供たちはもっと体験したい、もっと学びたいと意欲をふくらませています。
 改めて言うまでもなく、農業は米づくりだけにとどまりません。畑の野菜づくりや果樹栽培、酪農畜産、山菜、きのこ採りなど多彩な広がりがあります。さらにはその一つ一つに伴う農作業―肥料づくり、土づくり、土寄せ、移植、雑草取りなど―のプロセスも、子供たちにとっては新鮮でさまざまな発見になります。農家の人々が普段何気なく行っている、当たり前の活動が体験学習になります。その一つ一つを教えてあげてください。


第2章 体験学習の準備と計画

1. 体験メニューを作る(受入側)
(1) 農作業のすべてが体験学習のテーマになる
(2) 農業生産だけに限定されない
(3) 自然や生活の発見

2. わが村の学びのメニューとテキストをつくる(受入側)

3. 全体計画を立てる

4. 体験プログラムをつくる

5. 生活資材や農作業用具の調達

6. 土づくりと作物の選定

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