第4章 >> 2. 漁村側に必要とされる準備

(1)漁村側に必要とされる準備

 修学旅行やサマースクールなど、数人から数百人という人数の子どもたちを受け入れることについて、漁村にもそれ相応の準備が必要です。
 「トラブルと対処法」の項目で述べたとおり、漁業体験には押さえておかなければならない対処法があります。当該の漁村、または受け入れ団体に、緊急時の対応について、学校・引率側はきちんと確認をしておきましょう。
 最寄りの病院までの距離をはじめ救急医療の対応はどうなっているのか、現場に持ち運ぶ救急医療セット(救急箱など)の中身はどうか、あるいは乗船する船舶には人数分の救命器具(子どもの体格に合ったライフジャケットなど)はあるのか、保険関係はどうなっているのかといった基本的なことも、確認をしておきましょう。
 ほかに、宿泊施設としての法的な管理、また船舶の免許など、旅行業としての免許関係も確認が必要です。
 このほか、対象年齢・学年に適切なプログラムの提示、あるいは予定変更の際の代替プログラムの準備など、ソフト面でも事前にきちんと話し合いをしておきましょう。たとえば小学校5年生と中学2年生とでは理解度も体力も違いますし、複数の学年にまたがる集団であればそれ相応の役割分担も含めての体験カリキュラムを考える必要があります。


第4章 支援方法と支援体制

1. 体験受け入れ先の心得

2. 漁村側に必要とされる準備
(1)漁村側に必要とされる準備

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