第2章 >> 2. 漁業の基本――漁の仕方と漁家の一日

(1)漁業の基本――漁の仕方と漁家の一日

 

 漁業と一口に言っても、その内容は実にさまざまです。魚の種類ごと、あるいは地域の地形や風土、季節に合わせ、さまざまな漁法があります。
気痢峙業の基本的特徴とその内容」の項目で取り上げたとおり、漁法は大きく分けて5つの形態があります(沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業、海面養殖業、内水面漁業・養殖業)。
 また、道具についても、網を使う漁もあれば、竿などで釣る形態のものもあります。網も、その他釣りの漁具についても、実に多彩な道具があります。
代表的な網の漁法に、「定置網漁(ていちあみりょう)」があります。これは、魚の通り道を遮るようにして網を仕掛け、逃げられない用に工夫された網へと誘導し、その網を引き上げて収獲する漁法です。このほか、船で魚の群れを取り巻くようにして獲る「巻網漁(まきあみりょう)」、魚の胴体が抜けないような大きさの網を仕掛け、網目に挟まった(刺さった)魚を獲る「刺網漁(さしあみりょう)」など、網の形態は実にたくさんあります。
 釣りで有名なものにカツオの1本釣りがありますが、このように1本で釣り上げるものもあれば、1本の長いロープに糸と針をつけ一度にたくさんの魚を獲る「延縄漁(はえなわりょう)」といった形式の漁もあります。
 このほか、養殖や放流というように、単純に海から魚を獲るのではなく漁業資源を考えながら育てて獲る漁法にも、漁業者たちは大きく力を入れています。

 定置網漁

 巻網漁

 刺網漁

 延縄漁

 養殖



第2章 漁業体験活動のテーマと内容

1. 漁業体験の種類とメニュー

2. 漁業の基本――漁の仕方と漁家の一日
(1)漁業の基本――漁の仕方と漁家の一日

3. 農業・林業体験との違い

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