第1章 >> 1. 漁業体験で何を学ぶことができるのか

(3)漁業体験学習を通じ、子どもたちに魅力ある学びの機会を

 しかし、魚介類が食卓に上るために欠かせない「漁業」の成り立ちについて、子どもたちはあまり多くを知らないのが現状です。食卓に上る食べ物の成り立ちについてほとんど何も知らないまま大人になっていくことは、子どもたちの将来を考えてもあまり健全なことではありません。他の産業同様、漁業について学ぶこともまた、子どもたちにとってとても重要な事柄です。
 何より、漁が営まれる漁村、魚介類の育つ海洋は、自然の宝庫です。こうした豊かな自然環境の中で営まれる産業を知り・学ぶこと、それも書物やインターネットなどの座学ではなく、現実の産業に触れ、自然のフィールドで体験を通じて学ぶことは、子どもたち自身にとってかけがえのない経験ともなります。
 漁業体験による学びは、自然の恵みとその偉大さを実感すると同時に、自ら考え、課題解決に向けて働きかけを行う力を子どもたちの内面に培っていくことでしょう。





第1章 漁業体験の意義と目的

1. 漁業体験で何を学ぶことができるのか
(1)知っているようで知らない漁業・漁村への理解を深めるために
(2)日本の漁村は、今
(3)漁業体験学習を通じ、子どもたちに魅力ある学びの機会を
(4)「自然との共生」を多角的に体験・理解できる漁業体験
(5)漁業体験を通して学び、興味の幅を広げる

2. 実施校の反響はどうか

3. 教育的な意義と、漁村にとっての意義

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