第5章 >> 2. 森林・林業体験に取り組んだ東京都のA女子中学校の取り組み事例

3章の12-(2)で紹介した、東京都のA女子中学校です。「森林」をテーマに、年間を通じた「総合的な学習の時間」で取り組みを行っています。

(1)教員によるふりかえり

 ある教員は、「草刈や間伐、徐伐等の体験活動は、目に見える達成感があって生徒たちも感動していた」と、この体験授業に取り組んでよかったこととして振り返っています。
 また、森林が「総合的な学習の時間」の題材としてどうかという視点からは、「実習が、自然に触れる機会になるのはもちろんだが、自分の思うようにならない状況にぶつかる中でどのように立ち向かえばいいのかという勉強になる」「理科や国語、地理などさまざまな教科にも関連させることができるのでいいと思う」「都会の生活では絶対に体験できないようなことを体験できたのでよかった」といった肯定的な意見が多数出ています。
 苦労した点としては、「授業の構成、プログラムをどう立てていくといいのか、専門知識不足」に悩んでいるという指摘が上がっています。そのため、「準備段階から支援グループのサポートは不可欠」ということが指摘されました。
 専門性のある、樹木・森林・林業の専門家を有した支援グループとのパートナーシップが、成否の鍵を握ると言えそうです。


第5章 体験学習事例

1.東京農業大学環境教育支援センターとの連携によるA小学校のプログラム事例

2.森林・林業体験に取り組んだ東京都のA女子中学校の取り組み事例
(1)教員によるふりかえり
(2)子どもたちの感想文から

3. 学校林を活用したX小学校の体験活動の取り組み事例

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