第2章 >> 3. 森林について

(2)森へ行こう。森林散策、自然観察を行う(森林や公園でできること)

 2−2で行った校内での散策をより活発に展開していく方法です。
  最後にまとめと発表を行い、訪問予定地との違い(地域性、気候、木材の用途他)があるかどうか、期待を盛り上げましょう。

 ●五感を使って感じよう

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、といった五感を意識させるプログラムを盛り込む。

1)視覚 長い、短い、尖っている、丸い、赤い、青い、葉や虫や花の形、など
2)聴覚 鳥の声、虫の音、葉のすれる音、風の音、いい音、嫌な音、など
3)嗅覚 いい匂い、甘い匂い、緑の匂い、土の匂い、雨の匂い、嫌な匂い、など
4)味覚 おいしい、まずい、甘い、辛い、苦い、旨い、酸っぱい、など
5)触覚 ザラザラ、ツルツル、デコボコ、チクチク、フワフワ、ベタベタ、など

  味覚について、難しい場合は、視覚的に判断させる。
  国語や音楽の授業と連動させて、詩や散文、即興歌(曲)などの創作をさせても良い。

●樹木を観察しよう
樹皮を虫眼鏡で見てみよう、聴診器があれば、樹木の音を聴いてみよう。

●切り株を観察しよう
  樹木の年齢を当ててみよう。

●ネイチャーゲームにチャレンジしてみよう
  (例)「わたしの木」
  子どもたち2人一組、あるいは進行役(大人または年長者)と子どもの2人一組で行う。実施は一人ずつで、複数の子どもによる同時進行はしない。一人の生徒に目隠しをして、もう一人が森の中の1本の木にその生徒を誘導する。転ばないよう、足許に充分注意する。選んだ木は、目隠しをした子どもがしっかりと抱いたり、触ったりして「友だち」になる。十分に満足したら、目隠しをしたまま、もとの場所に戻ってくる。目隠しを外した子どもが「友だちの木(わたしの木)」を探しに行く。
  (多くの場合、子どもはきちんと自分の「友だち」を見つけ出すことができます。また、1本の木には子ども一人だけというようにしましょう。複数の子どもでの共有は、「友だちの木」が別の子どもに取られる感覚を呼び起こし、子どもはとても悲しい思いをします)


第2章 森林・林業体験学習のテーマと内容

1. わたしたちの暮らしと森林との関係

2. 樹木について(樹木の観察の仕方、身近な樹木)

3. 森林について
(1)森林をイメージしよう
(2)森へ行こう。森林散策、自然観察を行う(森林や公園でできること)
(3)大人たちもどんどん参加しよう

4. 林業について(林業作業とは、林業で使う道具・使い方)

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