第1章 >> 3. 学習テーマとして魅力的な「日本の林業」

(1)食料だけではなく木材にもある「自給率」

 木材にも、食料自給率ならぬ「木材自給率」があります。
  現在、日本の木材自給率は2割程度です。日本の木材利用の約8割は、外国に頼っています。両方を合わせると、国全体でおよそ1億m2の木材を1年間で消費しています。
 他国から8割もの木材を輸入しているという事実は、「日本は木の文化」「森林率が国土の67.4%」「日本の人工林率は森林面積の4割」という数字からすると、首を傾けるような数字に見えます。しかし、これが21世紀初頭の日本の現実です。
 どうしてこのような状況にあるのでしょうか。その一番大きな要因は「輸入材の方が安い」ということです。逆に、国産の木は高いから売れないと見なされ、本来もっと使われていいはずの国産材が、使われることなく、山に放置されているのです。





第1章 今なぜ、子どもたちに森林・林業体験が必要か

1. 子どもたちがイメージする森林と現実の森林の違い

2. 知っているようで実はよく知らない「日本の森林」

3. 学習テーマとして魅力的な「日本の林業」
(1)食料だけではなく木材にもある「自給率」
(2)「林業」が日本を守る
(3)林産物って何?〜身近な「もの」から学習意欲を引き出す〜
(4)樹種とその用途

4. 森林・林業の基礎的データ

5. 世界の環境と日本の森林・林業の深い関係

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