第1章 >> 1. 子どもたちがイメージする森林と現実の森林の違い

(2)日本の文化は「木の文化」

 日本の自然の原点には、森林があります。なぜならば、日本は、その国土の3分の2の67.4%(2005年 林野庁統計)もの面積が森林に覆われているからです。よく、「日本は木の文化」と言われますが、それはこうした環境や背景があってのことです。
 日本の「木の文化」とは何でしょうか。世界遺産として名高い奈良県の法隆寺は世界最古の木造建築物ですが、その建立は1300年も前のことです。ほかにも曲げ細工や組み木細工のような木工・工芸品の技が、古くから日本各地に存在しています。大きな建築物から小さな木工品まで、大胆かつ繊細に木を使いこなしている文化が、ここにあります。
 これらの巧みな技を脈々と受け継いできた日本の木の文化は、国内ばかりではなく、世界からもまた高い評価を受けています。


第1章 今なぜ、子どもたちに森林・林業体験が必要か

1. 子どもたちがイメージする森林と現実の森林の違い
(1)木に登ったことのない小学6年生〜自然体験が足りない子どもたち〜
(2)日本の文化は「木の文化」
(3)「林業」という言葉を知らない子どもがいる?

2. 知っているようで実はよく知らない「日本の森林」

3. 学習テーマとして魅力的な「日本の林業」

4. 森林・林業の基礎的データ

5. 世界の環境と日本の森林・林業の深い関係

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